ベルギーアントワープに小旅行(2)
朝9時起床。シャワー浴びて軽く朝食。
ユースホステルって初めて使ったけど、なかなか人と話す機会を掴めない日本人にはめっちゃいいと思いました。
チェックアウトして、まずはルーベンスの家に向かいました。
イタリアに影響を強く受けていて、建築様式もイタリア風に自らデザインしているみたいです。
イタリアの生活からの影響は画風にも見られるらしいですが、わからん。
この人すごいですね。
7ヶ国語話せて、古典的知識を持つ学者でもあって、自らが美術品収集家で、外交官。子沢山。
個人的に思うことですけど古典知識が豊富な人間は面白い。
なぜなら生活においてほとんど必要ないからです。
無意味な知識を極められるくらい知への欲求が大きい。知を求めることこそ人間らしさだと思うので、なんか、深みを感じます。
古典知識はその国のスピリットみたいなものを自分の中に築き上げるためみたいな意味もあるらしいですけど。
旅の日記に関係ないので置いといて、
とりあえずルーベンスは一生かけて何枚描けるんやろみたいなものをいくつも残してます。
収集家ということもあって、いろんなものがありました。おもろかった。
で、とりあえずワッフル食べときました。
この世の中の全ての甘いものは「一個」が過剰。
食べながら歩いて、王立芸術アカデミーを通り過ぎ(思ってたより汚い)、MASという博物館なのか美術館なのかよくわからないところへ。
展示内容よりも建物のデザイン、景色がよかったです。
アントワープは大陸側ヨーロッパにおいて重要な役割を持つ港町だったので戦時中爆撃の標的だったみたいです。
なので街は20世紀の建物も多め。
古びたガチガチのレンガ造みたいな景色よりビルとかの方が好きなんでうまく融合していて個人的にはよかったです。
降りて教会の方に向かうとフリーマーケットが行われていました。
これ何となく欲しかったなぁ
味のある銀食器を買いました。
その後は古着屋を見たり、お土産のチョコレートを買ったり、バスの時間まで暇つぶし。
日曜日やったんでお店は結構閉まってました。
チョコ屋さん(高い)
最後になんか食べよーと思って何となく入ったマクドにサムライバーガーなるものがありましたがサムライの味はしませんでした。
先ほども言いましたが、アントワープは港町なので、ダイヤモンドの流通量が多いらしく、中央駅付近はジュエリーショップが建ち並んでいました。
中央駅着きました。月が綺麗ですね。
16:30、バスに乗り込んで帰路。
身分証明の提示を求められたので出そうとしたら、表紙の時点で「あ、もういい」って言われて日本のパスポートってすごいなーって思いました。
帰りはなぜかシートがめっちゃ広くて快適です。ディスってごめんFLIXBUS。
総括:ひとり旅はとても楽しいけど甘いものは誰かと食べたい。
動いただけやのに気が紛れるので旅は面白いです。
とても有益な二日間でした。
またどこか行きたいなあ。
DANK U